こんにちは。取材ディレクターの浅田です。
前回に引き続き、魅力がまだまだある「木造船」について述べたいと思います。
木造船を作る時に大事なのは「道具」です。
道具は、建設現場で使われているものに近いのですが、より個性的なものを使用します。
そのため、県内で製作されているものがほとんどありません。
例えば「釘」の役目を果たす「舟釘」は広島県産です。
他にも、線を引く作業は、建設現場でも使わない「墨付け」で線を引きます。
サイズを計る時も「センチメートル」ではなく「尺」や「寸」で計ります。
まさに船大工は「職人の技」満載で船を作っています。