海の味覚を満喫できる亘理町の季節で変わる郷土料理をご紹介します。
秋の味覚「はらこめし」は、 “農山漁村の郷土料理百選”にも選ばれた歴史ある郷土料理として、多くの方に親しまれています。町内の提供店舗は20を超え、シーズン中には県内外から多くの方がこの料理を目当てに本町を訪れています。
「はらこめし」の由来は、藩制時代に仙台藩主貞山公(伊達正宗公)が貞山堀臨検の際に、亘理藩の荒浜漁民が元来漁師料理として食していた、鮭の腹子をご飯に炊いて献上したところ、貞山公はことのほか喜び、側近へ吹聴したのが、世に珍重されるに至った始まりと伝えられています。
「元祖はらこめし」の郷、わたりならではの本物の味をぜひご賞味ください。
ほっき貝は代表的な冬の海の幸。口の中に広がる独特の甘味はまさに至福の味。貝の王様ならではの食べ応えを満喫して下さい。味はもとより、ほっき貝は栄養価も高く、鉄分やミネラルが豊富に含まれている食品です。
鳥の海湾内でとれる新鮮なあさり。潮の香りいっぱいに炊き上がったご飯は、まさに海の贈り物といったおいしさです。あさりの旨味が炊き込んだご飯に染みわたり、何とも言えないおいしさです。