レポート

「ホヤほやアンバサダー」が爆誕⁉宮城オリジナルイベント1日目

海の前、マスクあり、元気

皆さんは「ホヤ」、ご存じですか。もちろん知ってるよ、という方、実際に見たことはありますか?そして食べたことは?
いまでは、東北以外の土地でも見かけるようになったホヤですが、鮮度が風味に大きく関わる食材という事もあり、以前は東北でしかなかなか見られない「幻の味覚」でした。最近では、品質や鮮度の管理を徹底したブランドホヤも誕生し、ホヤフェスティバルも開かれるなど宮城県ではホヤが熱いんです!
そんな中、今回宮城事務局ではオリジナルイベント「目指せ!ホヤほやアンバサダー~ホヤから学ぶ海の変化と多様性」を8月3日(水)、4日(木)の二日間にわたり、石巻市、女川町、美里町で行いました。

 

この企画では、ホヤの収穫を体験することからスタートし、子供たちに様々な学びを深めてもらい最後にホヤほやアンバサダーに任命されますが、最終目的地はそこではありません。
ホヤから興味を持った海と、それを取り巻く環境の変化に思いを馳せてもらい
最後には「海のアンバサダー」になってもらいたいという思いから取り組んだものです。
ホヤ漁師の方々の仕事に触れ、海洋学者の先生の講義を聞き、大人も子供も一緒になって海についての議論を深めたうえでホヤが育つ海の環境とその変化に気付きを深めてもらいたい!
さらに今回は「外から三陸を見てみよう!」という試みで、瀬戸内海を中心に活動をしている
アイドルグループSTU48 のメンバーにも参加してもらい、普段から見慣れている三陸の海がどんなに特徴的な、豊かな海なのかを海に関する議論を深める中で学んでもらいます。
そして、最後は、2 日間通して学んだ石巻の海とホヤの魅力を子どもたち各々の視点でとらえ、“うみぽす”という形で表現し発信していきます。

子供たちは朝の6時半過ぎに仙台駅に集合、検温と書類を提出してバスに乗り込みました。
班ごとに分かれて、まずは交流を深めるために海に関するクイズ大会を開催。
最初は「シーン」という文字が見えそうな静かな車内でしたが、最後は子供同士距離を取りつつ
それぞれの班のプライドをかけて、クイズに答えて大盛り上がりであっという間に石巻へ到着。
ちなみに、優勝したのは8問をパーフェクトで正解したブリ班でした。

石巻に到着早々開会式を開催、今回ファシリテーターを務めて頂くほやほや学会の田山さんから、
何故三陸の海が世界三大漁場と呼ばれるのか、そしてホヤが三陸の海で獲れるのはなぜか、という
講義をして頂いた後、早速岸壁に横付けされた漁師の渥美さんのホヤ漁船でほやの収穫体験です。
まずは、渥美さんにホヤの株を海の中から引き揚げて頂き、それを船の上に上げます。
そして株からホヤを外して取るという体験をさせて頂きました。
ゴム手袋越しに初めて触るホヤの感触は「あれ?意外と固い。」という感想が多く
みんなもっとふにゃっと柔らかいものを想像していたようでした。

さらに今度は浜にある、渥美さんのホヤ小屋をお借りしてホヤのさばき方に挑戦。
ここで大活躍をしたのは、今回ナビゲーターとして2日間参加してくれる、ほやアイドルの萌江さん。
じつは萌江さんはYouTubeでも情報発信をしており、その中で「美味しいほやのさばき方」という
歌を歌っているのです。

この歌通り、ホヤにあるプラスとマイナスの角を確認、そこを切り落として水を出し半分に切って身を取り出します。そのあとに柵状に切っていよいよ試食。
ホヤの味を表現するときは、よく「五味」と言われます。甘味、塩味、苦味、うま味、酸味の5つの味が同時に味わえる、という稀有な食材。いざ食レポで感想は…。
「美味しい!」「うーん。」「初めて食べる味…。」とそれぞれ千差万別、正直若干引き気味の小学生たちの方が多めという結果に。
ならば、加工したらどうだ?という事で、この後ホテルに到着するとすぐさま、「蒸しホヤ」を作る事となりました。蒸しホヤは、文字通りさばいたホヤを単純に蒸すだけ。
すると「美味しい!」「お代わり下さい!」など先ほどまで微妙な立ち位置だったホヤが子供たちに大人気に。
これにはホヤアイドル萌江さんも、ほやほや学会の田山さんも「良かった~!」と胸をなでおろしていました。

さらにホヤのデザート、ホヤピスの調理にも挑戦。
これは有名フレンチ料理のシェフがレシピを考案したもので、プロのお墨付きの美味しさ。
カルピスをシャーベット状にしてそこにホヤを和えて、という簡単なものですが、やはりホヤとデザートという
取り合わせに子供達も興味津々でした。

調理実習の後は座学で知識を深めます。
講師は志津川町にある、サスティナビリティセンター代表太齋彰浩さん。
今、三陸の海にすむ魚たちがどんどん変わってきていて、例えば以前は南の海でしか見られなかった伊勢海老などが宮城県沖で獲れるという、急激な環境変化に見舞われており、海の環境を整えないとホヤやカキなど三陸の特産として全国に知られている魚介類が捕れなくなるかもしれない、というお話を聞きました。
子供たちは真剣な表情で太齋さんの話に聞き入っており、海の将来のために何をするべきか、それぞれが考える機会となりました。

夕食の後は、今日の反省会と明日の準備。みんなノートにこの日学んだことを書き、そして翌日班ごとにプレゼンをする内容を話し合います。実は、翌2日目はアイドルグループSTU48がゲストとして参加、三陸の海の事を知らない瀬戸内を中心に活動するSTU48に三陸の事を教える、というミッションがあるのです。
子供たちはどのように表現すれば、自分たちが今日感動したり、驚いたりしながら学んだ知識が伝わるだろう、と考え話し合いながら、遅くまで画用紙と向かい合っていました。

目指せ!ホヤほやアンバサダー1日目

  1. 駅に集合、検温して健康記録とPCR、抗原検査の結果を確認してGO
  2. ホヤ漁師渥美さんの指導の下、ホヤを株からもぎ取ってみる
  3. ホヤを株から取って初めてのホヤと記念撮影

仙台駅集合~バスで石巻市谷川浜へ~ホヤの収穫体験

目指せ!ホヤほやアンバサダー1日目

  1. 触るのも初めてのほやを恐る恐るさばいてみる
  2. 生のホヤの評価は子供たちの中では割れました
  3. 蒸しホヤはお代わりする子供続出の大人気

ホヤをさばいてその場で食べてみる~ホテルに到着、蒸しホヤとホヤピスに挑戦

  1. ホヤピスを作る為、ホヤとカルピスを和えているところ
  2. 海の変化とこれから心掛けなければいけないことを学びました
  3. 今日一日のまとめと明日の準備

ホヤのデザート作りに挑戦~サスティナビリティセンター太齋彰浩さんに三陸の海の変化について学ぶ

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