日本財団は、リバネス、JASTOと協働して、
海や水産、水環境にかかわるあらゆる研究に挑戦する中高生の研究者を支援する
「マリンチャレンジプログラム」を実施しています。
8月14日(土)、北海道・東北大会が、オンラインで開催され、
北海道・東北の3県から4チームが参加し、海洋や水環境に関する研究発表を行いました。
宮城県からは、志津川高校と宮城学院高校の2校が参加しました。
志津川高校の菅原慎之介さんの研究テーマは「八幡川河口干潟の生物調査」。学校の近くにある、八幡川河口干潟の生物調査を行いその結果を発表しました。
2017年から部活の先輩が続けてきた調査で、今年は震災のガレキと導流堤工事の為に設置さえていた作業道が撤去され、導流堤に設置された通水管が機能したため、干潟部分が増加していることが分かったそうです。
宮城学院高等学校の林風里さんは「トウホクサンショウウオの生態を探る~豊かな自然を持続させるために~」というテーマで研究をしました。
中山間部と海は直接的につながっているので、中山間部を保全することで、海の問題が解決できるという考えに至ったそうです。
審査の結果、志津川高校が優秀賞を受賞し、2022年3月に東京で開催される全国大会に出場することになりました。志津川高校の活躍に期待が掛かります!