こんにちは!今回は、砂浜には海を栄養源とした生き物や植物など、仙台湾の海辺で見られる砂浜生物の生態をまとめた冊子、「仙台湾の砂浜生物ハンドブック」をご紹介します!
制作されたのは、湖や河川、海辺の生態系を研究している占部先生。
占部先生は、「震災があってからみなさん、海に…海岸に来るのが遠のいているのかなっていう感じがしたのと、防潮堤の工事も終わったので安全に海岸に来ることができるようになったので、ぜひ多くの人に来ていただきたいなぁと…」という思いから制作をされたそう。
「仙台湾の砂浜生物ハンドブック」には、民間企業などと共同で砂浜海岸に生息する生物やゴミの漂着量などを調べた内容が、その成果の一部が冊子に掲載されています。
「仙台湾の砂浜って本当に貴重な生態系の一つで、みんなで経験してほしいです」と占部先生はおっしゃっていました。
また、このハンドブックの巻末には震災前の仙台湾を描いたイラストも掲載されているんですよ!
2003年に「ハマボウフウの会」という閖上にある団体が、この原風景をちゃんと記録に留めたいということで、絵巻として作られたそうです。
ぜひ、この夏休みに「仙台湾の砂浜生物ハンドブック」を持って、子どもさんや家族みんなで、仙台湾の生き物散策してほしいですね!
詳しい「仙台湾の砂浜生物ハンドブック」のご紹介は、海と日本プロジェクトのYoutubeチャンネルに
番組が後日アップされるので是非ご覧くださいね!
砂浜で見かける植物や、生き物達の名前や生態系を知って、多くの方に海に想いを寄せてほしいですね!