レポート
2018.11.07

復興の象徴に!志津川湾がラムサール条約登録

志津川湾がラムサール条約に登録されました!

ラムサール条約の保全対象リストに、宮城県南三陸町の志津川湾が登録され、10月21日、アラブ首長国連邦で行われた締約国会議で認定証が授与されました。ラムサール条約とは、正式題名は特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約といい、湿地の保存に関する国際条約で、水鳥を食物連鎖の頂点とする湿地の生態系を守る目的で制定されていました。
宮城県ではこれまで伊豆沼などの淡水の沼が認定されていましたが、海藻藻場の湿地としては、宮城県だけではなく、国内では初めての登録となりました。
志津川湾の場合は、水質浄化作用があるアマモなど、多様な海草・海藻類が生い茂り、500種以上の海洋生物の餌場や生息地となっており、大小の島々が散在し、国の天然記念物コクガンが越冬地とするほどの豊かな自然がある海で、登録面積は5,793ヘクタールにも及ぶ、広いエリアです。
また、志津川湾は南三陸町の水産業を支える漁場でもありますが、カキの生産者は養殖棚を減らし、環境に配慮した漁業に切り替え、水産養殖管理協議会(ASC)の国際認証を取得するほど、自然環境の保全には力を入れており、そんな街の皆さんの努力が実ったようです。
これから先、私達も素晴らしい志津川湾の環境保全に協力し、広く、そして永く伝えていかないとなりませんね。

豊かな自然はみんなで守るもの

ラムサール登録で、村さある道路来る?

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