三陸の海は、豊富なプランクトンと海岸の地形上、波の影響が少ない為、ホヤの養殖に適しています。
生産量日本一を誇る宮城県。
しかし、震災前まで7割を占めていた韓国への輸出が止まってしまったため、養殖ホヤの約半分が廃棄されています。
そんな国内での消費の拡大が望まれているほやを日本全国たくさんの人に食べて頂きたいという生産者のみなさんの思いを受け、ホヤの魅力や食べやすくなるようなレシピなどを紹介する「ほやガイドブック」が誕生しました。
ホヤの認知度向上と消費拡大のために活動している「ほやほや学会」が、まとめました。
ホームページでも見られるよう発信しています。
ホヤの生産地である石巻の飲食店でも、ホヤを使った料理を提供するようになりました。
その中でも「ほや会席」は、リピーターが続出するほどの人気メニュー。
釜飯や天ぷら・刺身など、さまざまな食べ方でほやのおいしさを伝えています。
せっかく作ったほやを廃棄している現状を聞いて、始められたというほやの懐石料理。揚げたり、焼いたり、炊いたりすることによって、旨味を残しつつ食べやすくなっています。
美味しい三陸のホヤ。味わってみてはいかがでしょうか。