魚をさばく体験を通して、
魚の魅力やおいしさを感じ、海の環境を守っていく大切さを学んでもらおうと
「日本さばける塾 in みやぎ」を先日、塩竃市魚市場の魚食普及スタジオで開催しました。
「海と日本プロジェクト」の一環で毎年開催している人気のイベントで、
宮城県内の親子8組16人が参加してくれました。
日本有数のマグロの水揚げを誇る塩竃!
ということで、塩竈市魚市場で水揚げされた新鮮な「マグロ」と、
魚をさばく基本となる「アジ」で三枚おろしのさばき方を学びました。
「マグロ」の重さは42㎏!
その迫力にキッチンスタジオに入った子供たちは歓声を上げ、大興奮。
塩竈市魚市場の櫻井さんと子供たち一人一人に手伝ってもらい、大きなマグロをさばきました。
「アジ」は三枚おろしにし、仙台味噌とマヨネーズを切り身に塗り込み、
「アジの仙台味噌マヨ焼」を親子で作りました。
マグロの手巻き寿司に、マグロの剥き身、アジのアラでダシを取ったお味噌汁と盛りだくさん!
海の恵みを堪能しました。
「びっくりするほどの大きさのまぐろを切ったり、中トロ、大トロをたくさん食べられて良かったです」
参加してくださった子ども、親御さんともに自分でさばいた魚のおいしさに笑顔がこぼれていました。
これをきっかけに、お家でもいろいろ魚のさばきに挑戦して、もっと魚の魅力や魚を育む海の大切さを知ってほしいですね。
魚をさばく前には、塩竈市魚市場に隣接する「おさかなミュージアム」を見学しました。
塩竈市魚市場の市場としての役割や、塩竈市で水揚げされる魚の種類、これからさばく「マグロ」について学びました。
実際の競りは行われていませんでしたが、普段見ることが出来ない「市場」の様子を見学。水揚げされた魚がどのようにルートを通り、私たちの食卓まで運ばれてくるのかも教わりました。