宮城県は、ホヤ生産量日本一ということを知っていましたか?
実は筆者は、ホヤを食べるのに抵抗があったためにこれまでほやを食べてこなかった人間のひとりです。
実は今回、取材を通してホヤを食べられるようになったので、放送では十分に見せられなかった「ほやほや学会」田山さんのつくってくれたホヤ料理をもう少し詳しく紹介したいと思います。
実際に田山さんが作ってくれた「ほやめし」と、クラッカーに蒸しほやとジャム、ディルとピンクペッパーをのせた「ほやっぺ」。
取材クルーでも、実は4人中3人がホヤがダメ(残り1人は「何とも思わない」)でしたが、今回は美味しくいただけました。
以前ホヤを食べたときの記憶は、磯の風味がとてもエグいなかに必要としていない甘さが感じられ、その見た目もあって「嫌いなもの:ほや」とプロフィールに書いても差支えないと思っていたのに、今回は素直においしいと思いました。
なかでも、「ほやっぺ」は、柑橘類のジャムの甘さとほやのあまさとうっすら塩分が同居、後味にディルとピンクペッパーがさらっとさせてくれるという…これまでのホヤからは想像できない食べやすさと味の変化でした。
こういう地道な活動でも、頑張っている漁師さんを支えられるんだなぁ、とほや漁師さんの現状を知ってもらいたい気持ちで始めた取材でしたが、加えて「ほやほや学会」のがんばりも見守っていきたいと思いました。