名取市閖上。
以前は、砂浜に多くの海浜植物が自生していましたが、東日本大震災の津波によって多くが流されてしまいました。
名取市閖上で海浜植物を復活させようとしている
「名取ハマボウフウの会」。
北海道の団体の協力を得て、「ハマボウフウ」や「ハマヒルガオ」など8種類の海浜植物の植栽をおこなっています。
震災後、この様な活動を年に数回行い、交流を深めて来ました。
潮風や砂に強い海浜植物は、風で舞った砂を受けとめ、砂丘となり、自然の防潮堤を形作ります。
そういう環境づくりが、景色だけでなく、海辺に暮らす生き物たちを保護していくことにもつながります。