七ヶ浜町花渕浜にある小浜港。
県内有数の外洋ヨットの停泊地です。
松島湾の入り口にあるので、港を出ればすぐに風を受けて進めるセーリングポイント!という絶好の環境。
ヨットといえば、マストに張った帆に風を受け、海面をすべるように進んでいく姿が印象的。
そんな、ヨットの帆をアップリサイクルして作られているのが「THE HUNT」。
ヨットの帆は、とても丈夫で、趣味で使うヨットならば10年以上も交換する必要がないケースもあるのだとか。
それもそのはず、ヨットの帆は、防弾チョッキと同じ繊維を使って作られているそうです。
ゆえに汚れたり破れたりした帆は、普通のゴミとしてではなく、産業廃棄物として処理されます。
体験プログラムなどを企画する「しちがはまツーリズム」は、そんなヨットの帆に着目し、バッグ等へアップリサイクル。
材料となる帆は、地元業者や東北学院大学のヨット部の協力で、使えなくなったヨットの帆を入手しています。
しかし、丈夫が故に家庭用のミシンでは縫うことができず、ハサミでも切りにくいのだとか。
こうして出来上がったバッグは、耐久性、耐水性が高いことはもちろん、デザイン性も高く夏にぴったりの素材です。
このTHE HUNTの他にも、しちがはまツーリズムには「Steady」というブランドがあり、そのブランドで販売しているTシャツなどの売上の一部は、海のゴミ処理費用に使われています。
しちがはまツーリズムの細川さんは、「THE HUNTを持つことで、少しでも環境に監視を持ってもらえれば」と話していました。
詳しくは、しちがはまツーリズムのSNSをチェックしてみてください!