宮城県石巻市雄勝地区の「恋する灯台」に選ばれた大須埼灯台で、4月25日、住民有志らが鯉のぼり十数匹をあげました。
主催したのは「雄勝に鯉のぼりを泳がす会」で、全国のボランティア仲間に呼びかけ鯉のぼりを集め、震災後の2012年から活動を続けています。
今年は雄勝地区内4か所に合わせて50匹の鯉のぼりを掲揚しましたが、大須崎灯台に鯉のぼりをあげるのは今回が初めてです。
近くに住む小松英雄さんは「灯台なので風が右に回ったり左に回ったりするので豪快にコイが泳いでいるよう。いまはコロナの影響で他から見に来る人はいないが、鯉のぼりは地域の人の癒しになる」と話していました。
この鯉のぼりは5月末まで掲げられるという事です。
まもなく端午の節句です。
コイと灯台が、震災で大きな被害を受けた雄勝地区を見守ってくれています。