松島湾に伝わる「数珠釣り」ってご存知ですか?
イソメを紐に通して数珠のような形にし、
針を使わないで魚を釣る方法です。
今回は、ハゼの数珠釣りが体験できるイベントを取材しました。
イベント主催者の大沼さんは、
大沼さん自身も大好きな魚、ハゼの魅力を伝えたり、
今では知る人が少なくなってしまった松島湾の文化、
「数珠釣り」をたくさんの人に知ってもらおうと活動をしている方です。
エサの数珠つくりは、釣りに慣れている方でも四苦八苦。
エサ自体が大きいので、魚はエサに食いつくだけで、飲み込みません。
だからエサを1個作ってしまえば、エサ交換をせずに何度でも釣れちゃうんです。
数珠釣り名人の佐藤さんもイベントに参加しており、
参加者に釣り方のコツを伝授。
最初はなかなか釣れなかった参加者の釣竿にもハゼがかかりだし、
全員で260匹以上釣っていましたよ~。