レポート
2019.06.27

水底から海をみつめて~あるダイバーのつぶやき~

「今、普通に食べられている魚が食べられなくなるかもしれない」

女川のダイビングショップ「ハイブリッジ」代表の髙橋正祥さんはそう話します。

髙橋さんは、東日本大震災後から海中のがれきを片付けるダイバーのボランティアを続けています。
震災後から女川の海を見続けて来た髙橋さんですが、最近、気になっている事があるといいます。
それは「海のごみ」。
がれきの片づけが大方終わった頃の海はとても綺麗だったそうです。
しかし、ここ2~3年、海のごみが目立って増えてきているのだとか。
特にペットボトルやビニール袋などの生活ごみが目立ってきており「これも復旧している証拠」と苦笑いの髙橋さんですが、近年クローズアップされているマイクロプラスチックの問題にもつながる大きな問題です。

街のごみが海を汚す

  1. ダイビングショップ「ハイブリッジ」代表の髙橋正祥さん
  2. 海岸には多くのプラスチックゴミが打ち寄せられている
  3. 海を汚さないようにみんなで考えよう!

髙橋さんは「捨てない教育をキチンとして、みんなが少しでも環境に興味を持ってもらうことが大切」と話します。

綺麗な海を、未来の子どもたちに残したいですね

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