レポート
2019.07.27

“海と日本 さばける塾 in 服部栄養専門学校”に参加

みやぎ事務局の藤森です。この度、”海と日本プロジェクト”の一員として活動していくことになりました。どうぞよろしくお願いいたします!

先日、東京・代々木で開催された”海と日本 さばける塾 in 服部栄養専門学校”に参加してきました。”さばける塾”とは、魚をさばく体験を通して、魚の魅力や美味しさを感じ、魚を育む海の大切さを考えてもらおうというイベントです。未経験者大歓迎!と聞いてはおりましたが、今まで魚をさばいたことがない私は緊張気味の参加となりました。

この日さばいた魚は、「鯵」。いつもフライや干物、刺身などで食べているお馴染みの魚ですが、さばくとなると急によそよそしく見えてきてしまうので不思議ですね。

最初に講師の西澤辰男先生が初心者でも分かるように丁寧に説明を交えながら、実演してしてくださいました。プロの手さばきに圧倒されながらも、いざ実践。

恐る恐る包丁を握り、鱗を引き、ぜいごを取り、包丁の角度に注意しながら頭を落とし、血合いと内臓を取りました。この”水洗い”という作業は予想以上に順調に終えることができ、意外と才能があるのかも!?と思えたのはほんの一瞬。次の”おろす”という作業は悪戦苦闘しました。魚に包丁を入れたときの感触が想像と違っていて戸惑ったり、中骨に包丁が当たって進まなかったり、包丁の角度が合わなかったり。途中でくじけそうになりながらも、どうにかおろすことができました。

身が凸凹した、お世辞にも上手とは言えない三枚おろしになってしまい、鯵に申し訳なく思いながらも、「大切においしくいただかないと…」という思いを持ちました。

さばける塾の模様

  1. 講師の西澤辰男先生による実演
  2. 不格好ながら初めておろした鯵
  3. さばける塾の様子。4人1グループになって行いました。

さばいた鯵は、アジフライとつみれ汁にしていただきました。アジフライは身がふわふわ、つみれ汁は旨みが出ていて、思わず同じグループの人と目を見合わせてしまうほどでした。

今回、初めて魚をさばくという経験をしましたが、魚に包丁を入れたときの感触、包丁の動かし方や力の加減など、実際に魚に触れてみないと分からないことがたくさんありました。そして何より、魚への感謝の気持ちが持てたことが一番大きな収穫です。

未経験の方はぜひ一度、チャレンジしていただきたいと思いますが、そんな方に朗報です!”さばける塾”は宮城でも開催されます!9月の上旬を予定しておりますが、詳細は近日中にお知らせいたします。お楽しみに!

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