レポート
2020.12.17

石巻を“タラコ”の街に!

遠洋漁業の基地として栄えてきた港町、石巻市。
日本有数の水揚げ量で、水産加工業も盛んです。
中でも、日本一の生産量を誇っていたのが、タラコ。
水揚げされたスケソウダラを、身はかまぼこに、卵は塩漬けにして食べていたそうです。
石巻に住む方は、昔からとれたてで新鮮なタラコを食べていたので、「おいしいタラコ」がどんなものか知っていたんですね。

タラコの原料であるスケソウダラは、北太平洋の寒い場所に生息している魚。
そこで獲れたものが、石巻に水揚げされていましたが、200海里水域制限のルールが決まったことで、水揚げ量は激減。石巻には、タラコを作る会社が60軒以上もあったそうですが、現在は4〜5社にまで減ってしまいました。

ミツワフーズの髙橋社長は、タラコのことを考えない日はない、というくらい、タラコが大好き。
 タラコの話をしだしたら、止まりません!
おいしいタラコを作るために、使う卵は、取ってすぐに瞬間冷凍させたもの。
鮮度をよりよく保てるので、一粒一粒、卵がしっかりしていて、プチプチ感が強めです。
これからもおいしいタラコを全国に届けていきたいとおっしゃっていました。

うまいタラコは石巻に?!

  1. 石巻には60軒以上のタラコを作る会社がありました
  2. 現在では4~5軒
  3. 明太子も

ちなみに、皆さんは、タラコというと、何色のイメージですか?
ここの加工場には、鮮やかな朱色のタラコもあれば、薄ピンク色のものもあります。
これは、地域によって、売れる色、求められるものに違いが出てくるためだそうです。
例えば、北陸地方では、昔から、タラコのことを「紅葉子(もみじこ)」と呼んでいるため、朱色に着色してあるものが求められるそうです。
タラコでも地域差が出るなんて、知らなかった!

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