石巻市の旧北上川河口に整備され、去年オープンした「石巻市南浜マリーナ」。
水上はもちろん、上下架クレーンで船を陸上へ上げることもでき、陸上、水上併せて、最大160隻の船を保管できる船舶係留施設、「マリーナ」です。係留施設の他に、作業棟も備えているので、舟のメンテナンスもサポートしてくれます。
建設のきっかけとなったのは東日本大震災。
震災前の北上川河口周辺は、不法係留船が多くあり、その船が津波に乗って街へ流入し被害を拡大させたという経緯があったことから、それを一括管理しようと南浜マリーナが建設されました。
現在は、自分で船を持っている方向けの施設ですが、来年の三月からはレンタルボート(要船舶免許)の営業も開始予定で、利用できる方の幅が広がります。
係留施設はもちろん、管理棟には多目的室やトイレ、シャワー、更衣室を備え、海と陸との交流拠点として期待されている「南浜マリーナ」。
レンタルボートも楽しみですね!