海洋ごみの問題。きっと多くの方が関心をお持ちではないでしょうか?
近年、海洋ごみによる海洋環境の汚染が深刻化しています。その影響は、生態系だけでなく、人々の生活・健康にまで及ぶことが危惧されています。
日本財団が推進する「海と日本プロジェクト」は、産官学民が連携したオールジャパンで海洋ごみ対策に取り組む新たなプロジェクト『Change For The Blue』を、2018年11月に発足させました。
「海ごみゼロアワード」は、「CHANGE FOR THE BLUE」の活動の一環として環境省との共同事業で行っているもので、海洋ごみ削減につながる優れた取り組みを全国から募集・選定。選定された取り組みを表彰するとともに 、日本のモデル事例として世界に発信していこうというものです。
今年は、海洋ごみの削減につながるアクション(活動)、イノベーション(技術開発)、プロダクト・製品、政策、調査・研究、アイディア など、幅広い取り組みを募集します。
毎年、様々な取り組みが応募されています。
2020年の最優秀賞は、株式会社ヴァンフォーレ山梨スポーツクラブの「ヴァンフォーレ甲府エコスタジアムプロジェクト」が受賞しました。
フード・ドリンクに再利用可能なリユース食器を導入。観客が主体的に関われるようデポジット方式を取り入れた取り組みです。
宮城県からは、仙台高等専門学校の「複合リモートセンシングとAIによる海洋プラスチックの自動検出」が審査員特別賞を受賞しました!
砂浜の中や表層にある海洋プラスチックごみを地中レーダやドローンの画像からAIを使って自動検出する技術を開発しています。
受賞者には、活動奨励金が贈呈されます。
●最優秀賞(1者) 活動奨励金 金額 100万円
●環境大臣賞(4者) 活動奨励金 金額 25万円
●日本財団賞(4者) 活動奨励金 金額 25万円
●審査員特別賞(1者) 活動奨励金 金額 20万円
皆様のご応募をお待ちしております。
応募締切は、5/20(木)午後5時 必着です。
詳しくは、「海ごみゼロアワード」のホームページをご覧ください。