みやぎ事務局の田代です。
15日の「海の日」を前に、12日に都内の日本財団で「海と日本人に関する」意識調査の結果発表が行われるという事で出席してきました。
調査は、インターネットを通じ全都道府県のあわせて1万1600人が回答しました。
そのうち「海に行きたい」と答えたのは32%で、「どちらかというと海に行きたい」と答えた41%をあわせると、全体の73%が海に行きたいと考えています。
年代別でも、どの年代でも7割を超えて大差がないという事です。
一方、「行きたくない」と答えた人たちは、その理由として43%が「日焼けが嫌だ」、34%が「海水や海風で体がべたべたする」としています。
さらに、理由について10代では、31%が「海でしたいことがない」、30%が「慣れていない」と回答しています。
宮城県は、東日本大震災で大きな被害を受けました。
わたしも港町の気仙沼市で、子どもたちを取材したとき、「海に行ったことがない」と答えた小学生がいて驚いたことがあります。
しかし、われわれは、海産物をはじめ海から数々の恵みを受けています。
少しでも、海に関心を持ってもらって、いい関係を築いてほしいものです。
日本財団の海野光行常務理事は、今後、海との関係性を向上させるためには「親子でともに海への楽しい学びにつながる機会と体験の提供することに力を入れいていきたい」と話していました。
私たち事務局も「海と日本プロジェクト」の取り組みを通じて、楽しい海の思い出を作っていければと思います。
記者会見の模様
発表は日本財団海野光行常務理事が担当
海と日本人の関係性は、今後どうなるのでしょう
今回も多くのマスコミが参加 関心の高さがうかがえました
また調査では、「世界の9割以上の魚が限界のぎりぎりか限界を超えて採られている、利用されている」ことを48%が知らないと回答しています。
水産業がさかんな宮城県。
水産資源の枯渇の問題に対しても、しっかり向かい合いたいですね。