TBCテレビ 2017年8月27日(日曜日)5:55~6:00放送「海と日本プロジェクト in みやぎ」
東松島市の宮戸島に縄文時代の貝塚があります。約70カ所ある貝塚を探ると、縄文人が何を食べていたかが分かります。とくにこの地域の貝塚で多く見られるのはフグの骨。縄文時代にそこに暮らした人たちはフグを食べ、毒に当たらない方法を知っていたのでしょう。フグの他にも、貝塚にはウナギ、ブリ、マダイ、そして3m級のマグロの骨もありました。奥松島縄文村歴史資料館には縄文人が食べた魚の骨が展示されていて、当時の食生活を窺い知ることができます。海と私たち日本人との関係は、はるか昔、縄文時代から続いていることがわかります。