レポート
2019.09.10

おさかなミュージアムで、塩釜の魚を学ぼう!

おいしそうなハマチ!ここはお魚屋さん!?

いえいえ、ここは塩竃市魚市場の中にある”おさかなミュージアム”です。本物の魚に見えますが、みんな模型なんです。

先日、行われた「海と日本 さばける塾 in みやぎ」では、魚をさばくという体験の他に、塩釜の海で獲れる魚についても学んでもらいました。

塩竃鮮魚店には、塩釜で獲れる魚の模型がいっぱい!

  1. まるで、本当のお魚屋さんの店頭みたい
  2. 店頭には、塩釜で水揚げされる魚が並んでいます。
  3. 色といい、ツヤといい、本物の魚のようです。

”おさかなミュージアム”に入っていくと、木箱に入った魚がたくさん並ぶ一角が。「あれ?ここはお魚屋さん?」と見間違えてしまいますが、塩釜で水揚げされる魚を紹介している”塩竃鮮魚店”というスペースなんです。ハマチに、カツオ、マダイ、キンメダイ、フグ、メバル、アナゴ、イワシ、ミズダコなどの魚が並び、塩釜の魚種の豊かさを知ることができます。色といい、ツヤといい、本物の魚のようですが、模型なので、触ることもできます。

塩釜港といえば、生鮮マグロ!

  1. マグロパズルでマグロの部位を学ぼう
  2. メバチマグロは大きさによって呼び名が違うんです
  3. ”三陸塩竃ひがしもの”紹介映像も見られます

塩竃は、生鮮マグロで日本有数の水揚げ量を誇ります。9~12月の間に、マグロ延縄船により漁獲され、塩竃市魚市場に水揚げされたメバチマグロの中でも、鮮度、色つや、脂のり、旨みに優れ、経験と知識の豊かな目利き人の目にかなったものは、「三陸塩竃ひがしもの」と呼ばれるブランドになっています。

「三陸塩竃ひがしもの」の大トロ、中トロ、一度でいいから食べてみたい!と思う方も多いと思いますが、マグロのどの部位かご存じですか?何となくは分かるんだけど…という方も多いのではないでしょうか?そんな方は、マグロパズルに挑戦してみてください。大トロ、中トロ、赤身、カマなどマグロの部位を楽しみながら学ぶことができます。

その他にも、大きさによって変わるメバチマグロの呼び名を知ることができたり、”三陸塩竃ひがしもの”を紹介する映像も見ることができ、マグロについていろいろ学ぶことができるコーナーになっています。

他にもいろいろ学べます

  1. お寿司屋さんのカウンターのセットで、板前さん気分
  2. 塩竃の漁業を担う船
  3. 浦戸桂島のあたまっこカキ

塩竃は、お寿司屋さんの密集度が日本一と言われています。お寿司屋さんのカウンターのセットがあり、板前さんの気分を味わうことができます。

お寿司のネタにもなる様々な魚たち。どんな魚が、どんな漁法で獲れるかご存知ですか?”おさかなミュージアム”では、塩竃に入港する漁船や漁法についても紹介しています。塩竃には、延縄船、旋き網船、底曳き網船、刺し網船が入港していて、マグロやカツオ、イワシ、アジなどは旋き網漁、キンメダイ、カレイ、ヒラメ、エビ、カニなどは曳き網漁…といったように、それぞれの魚の生態に合わせた漁法で獲られているんです。

また、浦戸桂島のあたまっこカキの特徴なども知ることができます。

というように、”おさかなミュージアム”では、塩釜で水揚げされる魚や漁業について、楽しみながら学ぶことができます。ぜひ皆さんも一度、足を運んでみてください。

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