宮城県の名産、ホヤが中華料理の主役に!?
宮城県産ホヤの台湾への輸出を目指そうと、宮城県は現地のシェフを招きました。県内を訪れたシェフは、南三陸町の養殖施設を視察しました。
南三陸町を訪れたのは、台湾でレストランを営むシェフら6人で、漁船に乗り、志津川湾内にあるホヤの養殖施設を視察しました。
県産のホヤは震災前は生産量9000トンのおよそ7割を韓国が輸入していました。
しかし、震災後、韓国が輸入を規制したため販路を失い、海外での販路拡大を目指し、2017年度からアメリカやベトナムでプロモーションを行ってきました。今回はホヤに関心を持ったシェフを台湾から招きました。
台北市のレストラン「大復人家」の蔡承宏シェフは、
「台湾でもいっぱい海産物はありますが、ホヤみたいな味は全然ない。(ホヤを)初めて食べた時にびっくりして、中華料理に合ってると思い今回来ました」と語り、ほやに興味津々の様子。
この後、台湾のシェフが考案したホヤの料理の試食会が開かれ、台湾へのホヤ輸出に向け、意見交換が行われました。