仙台市若林区の「深沼海水浴場」。
“海水浴場”とはいうものの、東日本大震災以来、海水浴場としての営業はしていません。
しかし、毎月第二日曜日、地元の人を始めその趣旨に賛同する人々が集まり「深沼ビーチクリーン」が開催されています。
震災後、地元の人々が中心となって「荒浜の再生を願う会」が結成され、深沼海水浴場を含む荒浜地区の清掃活動を行ってきました。
2018年に「荒浜の再生を願う会」は解散しますが、元メンバーの有志が海岸清掃だけでも継続しようと「深沼ビーチクリーン」がスタートしました。
深沼ビーチクリーン事務局の庄子隆弘さんは「海を好きになってもらったり沿岸部の自然に親しんでもらったりするきっかけとしてビーチクリーンはすごくいいと思う。毎月やっているので、夏の海の良さはもちろん、秋や春の海辺の表情を知ってもらって、海をもっと好きになって欲しい。」と話していました。
今年も海水浴場としては営業しませんが「深沼ビーチパーク」というイベントが開催されます。
海には入れませんが、浜辺で海を身近に感じてください。