石巻市鮎川浜に住む、鈴木正利さん。
長く内航船タンカーに乗り、日本の港にはほとんど入稿をしたそうです。3~4ヶ月を船の上で過ごし、1ヶ月休むという生活だったそうです。退職後は地元石巻の海を海上タクシーで駆け巡り、周辺の海を知り尽くした「ベテランの海の男」です。
現在は、地域の役職などを務めながら、気が向いたら釣りに出る…という日々を過ごしています。
そんな海を良く知る鈴木さん曰く、金華山灯台は日本の太平洋岸を航行する船にとって重要な灯台なのだとか。
関東方面からくる船のうち、北上をする船は犬吠埼で進路を変えます。
さらに北海道方面に向けて航行を続ける船は、金華山灯台を目印に方向を調整し、さらに北へと向かいます。
また、金華山灯台は国際航路にとっても重要で太平洋を東から渡ってくる船は、金華山灯台を目指して進むそうです。
金華山灯台の明かりはとても強く、その光を見れば直ぐに金華山灯台だとわかるそうです。
GPS等の技術が発達しても、灯台は必要と話す鈴木さん。
海の要所である金華山灯台。
これからも守っていきたいですね。