TBCテレビ 7月15日(土曜日)5:55~6:00放送「海と日本プロジェクト in みやぎ」
「ハマボウフウ」は、全国の海岸に生息するセリ科の植物。
食用や漢方薬としても珍重された結果、宮城県では乱獲に会い絶滅危惧種となりました。名取ではすでに姿を消したと思われていたハマボウフウですが、震災後に奇跡的に3株発見されたことから、その3株をなんとか保護育成しようと『名取ハマボウフウの会』が立ち上がりました。
現在は名取の海岸に2つの保護区を作り活動しています。その他に、若い苗を育てる栽培畑もあり、根がしっかり張るまでの約2年間はこの畑でハマボウフウを育てています。
自然豊かな名取の海岸環境を次世代へ継承していくため、ハマボウフウを中心に、海浜植物の保護育成はこれからも続きます。