レポート
2020.12.04

“海の技術”を活かして、ウェットスーツの生地でマスク作り!

石巻市にある、ウェットスーツメーカー、モビーディック
創業して50年以上、マリンスポーツ用から、機能性を重視した業務用のものまで、年間2万着以上のウェットスーツを製造していて、国内トップシェアを誇っています。
この会社で、今年の春から新たに作り始めたものが、水着素材を使ったマスクです。

新型コロナウイルスの影響で、日本中でマスクが不足していたときに、会社にあるものを使って何かできないか?と、マスク開発に乗り出しました。

水着にも使っている生地なので、水にも強いし、何度も洗える、塩素消毒も可能です。
オンラインショップで売り出した時には、即日完売になるほどの反響。
たくさんの人にマスクを届けるため、普段は、デスク業務をメインでやっている方も、現場に立ってマスク作りをしている時期もありました。

老舗の技を活かして

  1. 会社総出で生産中
  2. 超音波ミシン
  3. 針も糸も使わない

このマスクは、2枚で660円。
たくさんの人に気軽に買ってほしい、手に取りやすい値段にしたい、という思いから、採算度外視の価格設定だそう。

この価格を実現するために活躍したのが、超音波ミシン。
もともとは、モビーディックで扱っているドライスーツの技術開発のために導入されていた特殊なミシンで、超音波で布を張り合わせるのが特徴です。
針も糸を使っていないので、その分コストも抑えられたんだそうですよ。

ご購入を希望される方は、モビーディックのHPから、ぜひどうぞ。

https://www.mobby.co.jp/

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