気仙沼市波路上地区の「岩井崎」は、波や風などの自然の力が、長い時間をかけて作り出した雄大な景色の景勝地。
クロマツの並木を歩いて行くと、その先には、青い海と岩々が織りなす、気持ちのいい景色が広がります。
この景観は、長い年月にわたり、海が石灰岩を削り続けた成果。約2億6千万年前の化石も含んでいるのだとか。
さらに、波が打ち寄せる度に噴き上げる潮。
まさに、自然が作り出した絶景。
この独特な事象と景観で「地獄崎」と呼ばれた時代があったのも納得。
自然が創りだした奇跡
海と岩と空が生み出すコントラスト
波が荒い時ほど高く潮を上げる
歴史を今に伝える塩づくり
また、岩井崎はかつて、仙台藩御塩場として塩づくりが行われていた歴史を持つ場所。
現在も、その謂れを伝える「塩づくり」が体験できる。
海水を火にかけて20分ほどで出来上がる塩は、持ち帰ることも出来るそうだ。
