こんにちは！今回は先日放送された、気仙沼のサメ肉を使った商品開発の番組取材のご紹介です！三陸の豊かな漁場に恵まれた気仙沼は、ご存知の方が多いと思いますが｢サメの町｣ですよね！その気仙沼にある会社｢石渡商店｣では、サメ食文化を守り継承すべく｢フカヒレ｣の加工・販売を行っています。そして、長年培ってきた技術を活かして、加工に工夫を凝らした商品も製造しており、サメのヒレ以外の部分も有効活用できないかと、サメ肉を使ったペットフードを開発したそうです。
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「Dの深堀り話」サメ肉を使ったペットフード開発の挑戦とこだわり
サメのヒレは言わずと知れたコラーゲンたっぷりの珍味！ですが、サメ肉に関しては、独特の風味(アンモニア臭)がするため、そのまま食べる文化はほとんどありませんので、一部商品化していましたが、かなりの廃棄量になってしまっていたそうです。 そんな中でも、石渡商店は、サメの全体利用を目標として長年研究を重ねていました。
研究から8年、犬たちが喜んで食べてくれること、そして、サメ肉は｢高たんぱく｣・｢低脂質｣・｢低エネルギー｣であり、ペットフードの素材としては、最適であるということが分かりました。 ペットフード事業を開始してからは、｢食品と同じレベルで作るペットフード｣を念頭に置いていて、人間が食べるのと同じぐらいの品質管理を心がけています。
サメの全体利用は、SDGｓを意識したものです。そこで、工場もソーラー発電にしたりと、環境への優しさに配慮した設計となっています。
どんな小さなことでも、石渡商店にできることであれば持続可能というところに貢献していきたいと考えているそうです。 また、お散歩がてらペットフードを購入できるよう、工場には自動販売機が設置されています。さらに、2023年10月からは工場に併設されたドッグランが営業開始！ペットを飼っている気仙沼の人々の憩いの場となることが期待されていて、ますます今後も注目ですね！
※毎回取材に行っている、ディレクターが番組には入りきらないほどの深堀話を教えてくださるので、今回から「Dの深堀り話」として紹介していきますね！深い取材内容お楽しみに！
